一覧に戻る
サクラ大戦SS
短編小説

「渡る世間はストリートファイト!?」

〜第二十一楽章〜
『哀より蒼し編(9)』!?

前回の続きから...


雄叫びを上げながらその長い髪を振り乱し...何かにとりつかれたかのように執拗に目の前にある鉄を叩き続ける...その男の背中を見ながら...一郎はただ..ただ..一刻も早くこの場を立ち去りたいと思い続けていた...(笑)

一郎の眼前で今...この時も変わらずに続けられている...
あの男の所行...

「己の心に巣くう闇いぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」
「私は否定はせぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇんん!!!」
「この一筋の光明があればぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

「うん!?お前は誰だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
「お前を見たいんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

「見たいぃぃぃぃ見たいぃぃぃぃ見たいぃぃぃぃ見たいぃぃぃぃ
見たいんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」


そして...その秋元と呼ばれる人は突然...その異状な行いを止めた....

「今いち...乗らんな...」
(これで!?w)

「大塚...手ぬぐいを...」
「はい!師匠!!」

そう返事をして...その人に駆け寄る大塚君...

その時...僕は...大塚君が放った...その「師匠」と言う言葉に驚きを持つと共に...

「ちょっと...トイレに行ってきます!!」
そう言って...みんなの返事も聞かにず..その場を逃げ出した..(笑)
無意識で部室のドアを開けた時...
信じられないぐらいの解放感とここちよい涼感が僕を包む...
そして...一歩、また一歩..外に歩を進めるたびに...
僕は解放されていく...

しかし....それは僕の精神上の話であり...

肉体の上では...僕は...

「ぜぇ〜はぁ...ぜぇ〜はぁ...うぐっ...おえっ...」

緊張感が消え始めると共に...必死で気持ちでつなぎ止めていた...
数々の感覚が僕を襲う...
立ち止まり...下を向きながら...僕は必死にその感覚を受け止めていた...

        父さん...母さん...僕は元気です...


「あの...だ、大丈夫ですか?」
突然、僕の耳に響く声...
「は、はい...」
そう返事をしながら...僕は上を向いた...
そこには...眼鏡を掛けたスーツ姿の小太りの中年がいた...

「ワテ...帝都金融の金満主義(そのまんま読んでねw)言います...秋元先生おられまっか?」

「は、はい...」
「そうでっか!...ほな!」

そう言うと...その人は部室に向かって行った...
僕も何故か...その人と共に部室に戻って行った...

「まいどぉ〜金満ですぅ〜」
そう戸を開けて言い...金満と言う人は中に入って行った....

僕も...一緒に入った...

「あら!金満さん!いらっしゃい!!」
「どうもどうも!あいかわらずお美しいですなぁ〜殺眼はん!」
「あらあら!そんな事言っても何も出ないわよ〜♪」
「そんな恐れ多い事思っている訳ありまへんがなぁ〜」
「うふふふふ♪」
「ぐへへへへ」

その談笑の中...あの『濃さ』のみが売りの男が問いかける(笑)

「用は何だ....?」
「こりゃどうも!秋元先生!!この前頼ましてもらいましたアレの事で来ましたんです!!」
「うむ...もうできているぞ...」
「そうでっか!ほな見せてもらいますぅ〜」
「うむ...殺眼...」
「えぇ!分かったわ♪」

そう返事をして...殺眼さんは一本の長細い布袋に包まれている物を持ってきた...

「はい!金満さん♪」
「ほな!拝見さしてもらいます!!」
そう言うと....金満さんはその布袋を開けた...

「に、日本刀!?」
自分はそれを見た瞬間...そう思わず口走りそうになったが...何故か声にはならなかった...

「これはまたエラい逸品ですなぁ〜これなら高値で売れまっせぇ〜!!」

そして...刀をしまい...鞄から電卓を取り出して打ち出す金満さん...

「こんなもんでどうでっしゃろ?」
電卓を秋元さんに見せながら問いかける金満さん...

「うむ...う〜ん」

それを聞き...また電卓を打ち出す金満さん...

「ほな!これでは?」
「うむ...そんなもんだろ...」

「ほな!これで商談成立ですがなぁ〜」

そう言うと...また鞄の中を触り始める金満さん...
「ひぃ、ふぅ、みい...っと!!」

そうしてから...ある袋を秋元さんに渡す..金満さん。

「ほな!またよろしく!!」
「うむ...」
「ご苦労様♪」

そう言って金満さんは部室を後にした...


「殺眼...部費だ...」
そう言い...殺眼さんにその袋を手渡す...秋元さん...
「はい♪」
そう返事をしてから...殺眼さんはにこやかに微笑みながらこう話す...

「このお金で今度、二人の入部祝いをしましょうねぇ〜♪」
「はい!ありがとうございます!!!」
それを聞き、うれしそうにそう返事をする大塚君...

そして...妙な間が訪れた...(笑)

この間の理由は...分かってる...分かってる...
そう...そうだ...そうなのだ...

『僕が返事をしないからだ...』(爆)


殺眼さんはにこやかに微笑んでる...
秋元さんは静かに目をつむっている...
大塚君は期待満面の笑みを浮かべて僕を見ている....

僕は...僕は...僕は...僕は...僕は...僕は...僕は...僕は...僕は...

その時...殺眼さんの口元が少し動いた...

『は、は、はいです!!』

その言葉を聞いて..みんなの...場の...空気が和らいだと思った...


栃木は今どうですか....?

父さん...母さん...僕は元気です....多分...



『渡る世間はストリートファイト!?』
「哀より蒼し編(9)」
「入部」
第21楽章終

(書いてる最中...本当に気づいたのだが...サクラの色無いね....w
一瞬何書いてるんだ?って思ったけど...筆進むからしょうがない...w 一体どこに向かって行くんでしょう...これ...w)


[戻る]     [進む]

一覧に戻る