サクラ大戦SS
短編小説
「渡る世間はストリートファイト!?」
〜第十五楽章〜
『哀より蒼し編(3)』!?
はい!前回からの続きです!!
「...パ、パーシー堀川さん...」
「うん!...そうだよ...パーシー堀川さんって言うんだ....」
「...ど、どういう人なの....?」
「えぇ〜と...言葉では表現しずらい人だね....」
「...パーシーって...日本人なの....?」
「....知らない...端目から見ると日本人っぽいけど....」
「...えぇ〜と...一つ聞いていい...?」
「....何?」
「...何で...部屋で叫んでるの.....?」
「...いつもだよ...」
「...えっ!?...」
「...やめて下さい...言っても聞かないというか...意味不明な事...言うし...」
「・・・・・・・」
「....まぁ...そういう人がいるっていう予備知識だけでも付けといてよ....」
「...うん....」
その時である...444号室から....
『ギィィィィィィィ......』
そう...444号室のドアが開いたのである....
しかし...ドアは全開しているのに....何も起きないというか...誰も出てこないのである....
そして...大塚正道(18)が小声でこう言った...
「...パーシーさん...でしょ...」
そして...その声の後...
『工藤!よう聞けよ!!ワイの推理はこうやっ!!!』
そう発言しながら....姿を現す...パーシー堀川。
(ここで解説を入れておくと...「工藤!よう聞けよ」までは...
そのまま部屋の入り口から直進し...「ワイの推理はこうやっ!!!」のとこで二人に向かって首を90度回してアピールしたのである...彼は...w)
その光景を見て...ひたすら...硬直するというか...引く二人...(笑)
「...ツッコミは....?」
静かに...そして...ハッキリとした口調で二人に問う...パーシー堀川。
「...は、はっ!?」
いきなりの展開に困惑する一郎...
その時...正道があからさまに嫌そうな口調でパーシー堀川に...
こう返す...
「...コナンかよ....」
それを聞き...表情一つ変えず...彼は言う...
「...彼は誰ですか...?...明雄さん...」
そう言いながら...一歩一歩...二人に向かって歩を進める...パーシー堀川。
その発言を聞き...いきなりキレる大塚正道!!
「何度言えば分かるんだぁぁぁ!!!俺の名前は正道だっ!!!明雄じゃねぇぇぇぇぇ!!!」
そして...二人の前に立ち止まり...一言、言うパーシー堀川。
「はい!分かりましたよ!...明雄さん」
それを聞き...うすら笑いを浮かべながら...彼は...
「...ふふふ...もういいや...」
そう言うと...正道は自らの部屋にフラつきながら帰っていった....そして...正道の部屋のドアが閉まる音と共にある事に気づく一郎.....
「...まさか...二人きり!?」
そう...一郎の目の前には....ボサボサの短髪に四角いグラサンの.....なぜかスーツ姿の男が立っていた....
なぜか...見つめあう二人....
その何とも言えない...強烈な重苦しい空気の中で...
一郎は...会話の出発点(この空気からの逃避w)となる言葉を必死に探していた...
「...私...パーシー堀川と申します...」
思いもかけず...相手からの救いの手(会話の出だし)に...何か安堵感を覚える一郎....
「あっ!はい!自分は陶山一郎と言います!!」
その一郎の返答をまるで聞こえなかったかのように言葉を続ける....パーシー堀川。
「国籍不明、性別不明、年齢不明...勤め先は...(株)ラグオル警備保障のパーシー堀川です...」
「...そうなんですか....」
そう言いながら...己の中で自問自答する一郎....
「自分で不明って何だよ...っていうか...男だろ....」
そこに...いきなり顔を右45度に傾け一郎の顔の下から覗きこむようにして...パーシー堀川は一郎に問う。
「あなたの名前は?」
「...えっ!?...さっき言いましたけど...」
「あなたの名前は?」
「・・・・・・・・」
「あなたの名前は?」
「・・・・・・・・」
「あなたの名前は?」
「....陶山一郎です...」
「...陶山...」
「はい...」
「陶山...」
「・・・・・・・」
「どこにあるのですか?」
「...はい!?」
「どこにあるのですか?」
「...え〜と何が...ですか?」
「陶山ですよ....陶山」
「え〜と...はい?」
「陶山はどこにあるんですか?」
「・・・・・・・・・・・・・」
この時...一郎は...「どうしてこのような展開になったんだろう」という己の命題に対して答を出せる訳も無く...ただ単に意識を失いかけていた....(笑)
『みんな〜ご飯できたよ〜〜♪』
その時!下から可愛らしい声が響いてきた....
そして...この頃...ある地点では....
「米倉荘はどこにあるザマスか?」
そう...ある女が通りすがりの者にそう問いかけていた....
『渡る世間はストリートファイト!?』
「哀より蒼し編(3)」
「曲解」(サブタイトル)
第15楽章終
(...うむ...自分なりのラブコメってヤツを目指そう...そうだよ!そうしよう!....大丈夫か?俺....汗)
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