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サクラ大戦SS
短編小説

「渡る世間はストリートファイト!?」

〜第十四楽章〜
『哀より蒼し編(2)』!?

桜舞い散る...春の午後...
昼下がりの気持ちの良い陽気の中で見つめ会う二人...

「そういえば...お父さんが言ってましたぁ〜 今日、新しく学生さんが来るって....ごめんなさい〜」
「いえいえ!気にしないで下さい!」
「え〜と...ここじゃ、何ですから...入って下さい〜♪」
「はい!」

そして...中に入って行く二人...そして....玄関にて。
「お邪魔します!」
「はい!どうぞぉ〜 それと陶山さん!」
「はい?何でしょうか....」

「これからは....『ただいま』ですからね♪」

「あっ...そうですね」
「はいはい!そういう事です♪」
そして微笑みながら笑い合う二人...

そして...通路を歩きながらエリカが一郎に話掛ける。
「まずは...父に会って下さいねぇ〜」
「はい!もちろんですって....えっ!?」
「はい?どうしました....?」
「いえ...もしかして...あの米倉中将の娘さんですか?」
「はい!そうですよ!父がここの大家で私が管理人ですよぉ〜♪」
「そうだったんですか...すいません...変な事言いまして....」
「いえいえ〜♪ これからよろしくお願いしますね〜陶山さん♪」
「はい!こちらこそよろしくお願いします!!!」

そう言い合う中...一郎は思った...「こんなきれいな管理人さんがいるなんて思わなかったよなぁ〜...幸先いいな...新生活!!!」


「...一郎さんかぁ〜....」

「は、はい!?」
エリカの表情に何かを感じる一郎....
「自分の名前が....何か?」
「....はっ! ごめんなさい〜変な事言っちゃってぇ〜」
「いえ...気にしてませんから....ハハハ」

こう言いながら..エリカは一郎を見ながら..こう思っていた...「名前まで同じだなんて....最初見た時もあんまりにも似てるから.....まさか...名前まで....」

そして...エリカが一つの障子の前で立ち止まった。
「はい!ここが父の部屋です!」
「はい!」
そして...エリカは障子の前でこう言った。
「お父さん!陶山さんがいらっしゃいましたよ!!」
「あれぇ〜!?返事が無いなぁ〜もう!」
「ちょっと...ここで待ってて下さいねぇ〜...見てきますから...」「あっ!はい!」
そして...障子を開け中に入って行くエリカ....

閉まっている障子を見続けながら一郎は...なぜか...故郷栃木の事を思っていた....
「父さん、母さん....俺がんばるよ!絶対に!!」

その時である....中から声が響いてくる!
「もぉー!お父さんたらぁー!!」
「もうー!何で全裸で寝てるのよぉー!!」
「きゃー!お酒までこんなにこぼしてぇー!!」
「お父さん!!ここはトイレじゃないわー!!やめてくださいーー!!!」

ただ...その声を聞きながら...硬直する一郎....(笑)

そして...障子が開いて中から...エリカが出てきた...
何か遠い目をしながら彼女はこう言う...
「...他の入居者の方のご紹介を先にしますねぇ....」
「あっ!はい!わかりました...」
「こちらですから陶山さん...」

そして...二階に向かうべく階段を登っていく二人...
階段を登りきり、立ち止まって一面を見渡す一郎...その光景は彼の想像を裏切らない典型的な下宿の光景であった....
「...もうちょっと...っていうか...ここは改築したばかりのはずでは...」
「はい!改築というか...二階を下宿にする際に業者さんに言っちゃたんですよ....お父さんが...」
「はい...」
「おもいっきり....典型的なノリにしてくれって....」
「...なぜ?」
「さぁ〜よく分からないんですよぉ〜私にも....そういえば...確か...お酒入ってましたねぇ〜...確か...」
「....そうなんですか....」
「はい!それと目の前にある...441号室が陶山さんのお部屋になります!」
「えっ!?今、目の前にある部屋が自分の部屋なんですか!」
「はい!そうですよぉ〜♪」


「ガチャ!!」
その時である...二人の左側にある442号室のドアが開いた...
「あっ!声が聞こえると思ったら...やっぱり管理人さんだぁ〜!!...もしかして...隣の人って新しく入居する人?」
「あっ!はい! 自分は今日から、ここに入居します陶山一郎と言います!よろしくお願いします!!!」
「いやいや...俺こそ....俺は大塚正道(18)って言います!ここの近くの帝都防衛大学の学生になります!!」
「えっ!?大塚君!!一緒だよ....自分も帝都防衛大学に入学するんだよ!!」
「えっ!?マジかよぉ〜....って事は...18?タメ?」
「うん!そうだよ!」
そうして....和気あいあいと会話をしている時である.....

突然...ある声が響いた....

    『それでも僕は連邦の仕官だぁぁぁぁぁぁぁ!!!』

その声(シャウト)を聞いた後...当然のように冷たい空気に包まれる三人....
最初に口を開いたのは....大塚正道(19)であった....
「管理人さん....あの人については....俺が説明するから....」
「...はい...お願いしますね...では私...下に行きますね....」

そう言って...エリカは下に降りていった....
しばしの沈黙の後....大塚正道(18)が口を開く....
「...では...説明するよ...444号室の...パーシー堀川さんについて.....」


『渡る世間はストリートファイト!?」
「哀より蒼し編(2)」
「面々」(サブタイトル)
第14楽章終

(さっそく...いや..何も言うまい..なんとか...路線は守らねば..汗)


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