サクラ大戦SS
短編小説
「渡る世間はストリートファイト!?」
〜第十二楽章〜
『ENEMY(2)』!?
某時某分.....『龍虎の間』
この時...この部屋では.....重く...息苦しい空気に包まれていた....
「...このような事になるとは...」
しらく大統領が...そう...つぶやく....
その言葉を聞き...無言で...現状について...考慮し続ける面々...
そして...数分後...
「ドガァァァァァァァァァァァァァァン」
強烈な爆発音と振動が『龍虎の間』を襲う!!!
「なっ、何事だっ!?」
「お、屋上かっ!?」
「ど、どうなってるんだっ!?」
「わ、わ、私のおカツラ様がぁぁぁ....ズ、ズレたぁぁぁ!?」
そして...振動が収まった頃...部屋の傍らで立っている...華小路が一言発した...
「屋上ですな...」
それを聞き、すぐさま電話を取るトルシエ日本大使。
その後の彼の動きは....誰がどう見ても明らかにおかしかった....
受話器を取りながら...何度も何度も電話を掛け直すたびに悲壮感に満ちていく....彼の顔.....
「...どうしたのかね?」
しらく大統領のその問いに....動揺を隠せないまま...トルシエ日本大使はこう答えた.....
「...ありとあらゆる手段を講じてみましたが....屋上と連絡が取れません....」
「....そうか....という事は....緊急用のヘリは奴らによって....破壊されたという事だな.....」
「そして...屋上にいた...SP達も....」
その時である.....一本の電話のベルが部屋に鳴り響いた....
受話器を取ろうとした瞬間...トルシエの顔が驚きの表情に変わった!?
「え〜と...聞こえてますかぁ〜皆の衆♪ 拝啓〜!!こんにちは〜ハロ〜ハロ〜の鹿ちゃんで〜す♪ ちゃんとスビーカーになってるよな?こっちからだと分からないなぁ〜、まっいっか.....それにしても....最上階のVIPルームって電話一つにしても金かけてるねぇ〜♪ まさか...部屋のあちこちにスピーカが付いてるなんて...本当に鹿ちゃん、ビックリ仰天よぉ〜ウケケケケケケケケケケケケ」
「でも...鹿ちゃんねぇ〜、機械とか苦手な方だから....ここの元従業員さんにやってもらいました〜♪ 何で元なのかと言うと.........この人も『汚れ』ちゃんになったからどぇ〜〜〜す!!! は〜い!ここで鹿ちゃんからのワンポイントアドバイス〜♪ あなた達に残されてる選択肢は二つ〜♪ 1つ目は...そこの窓からのノーロープバンジーーーー!!! そんで2つ目は、ず〜とそこで、シビレルような恐怖感を味わいながらぁ〜僕ちゃん達の到来を今か今かと待ち焦がれる事よぉ〜♪ 鹿ちゃん的には2つ目がお勧めよぉ〜♪ だってさぁ〜その方が...こっちは楽しいじゃぁぁぁん!!
ではでは〜皆さん!!すぐにそっちに行きますね〜!!バイナラ〜〜〜、そしてぇ〜ラブ&ピースゥゥゥゥ〜♪ ウケケケケケケケケケケ〜〜〜〜〜〜......(ガチャ)」
その電話の後...しらく大統領は...自分の眼鏡を拭きながらこう言った.....
「華小路....私達は...もう終わりか?」
その言葉の後、一同が見つめる中....部屋の傍らに立つあの男は表情一つ変えず.....こう答えた....
「否であります!大統領.....先のフランス革命、日韓ワールドカップの一次リーグ敗退を思えば....このような事...何を臆する事がありますか!!!」
「....対応策といたしましては....この階の通路には私めと紅乱様が、更に最終ラインとして、この部屋にはロベ殿を配置いたします!!そして....一階の露天風呂にはクラン・マ様がおられます......はい!という訳で今から我々は防衛...否!....迎撃...否!.......『出撃』致します!!!」
その華小路の言葉を聞き...誇らしげな顔をして、しらく大統領はこう語った.....
「華小路寄道を!!現時刻をもって...私のSPとしての認を解く.........復帰したまえ...米倉家に...」
『ウィ!!!....了解であります大統領!!!』
「そして、華小路よ!!....奴らは...奴らは....私の大切なSP達を....そして...何の罪も無い...ここの従業員達を.....」
「..そのお気持ち痛いほど分かっておりますとも...大統領!!!」
『お任せ下さい!!! 奴らに....自分達が一体何をしたのかという事をその身に切り刻んでやりますとも.....!!!』
その頃...露天風呂では....
クラン・マが一風呂浴びていた....(笑)
『久しぶりに...「こだわり」の華小路の姿が拝めそうだねぇ〜』
と....つぶやいていた....
『渡る世間はストリートファイト!?』
『ENEMY(2)』
第12楽章終
(こっちは笑いが少ないというお方...誠に申し訳ございません....
一応...こっちの路線はテーマが『狂気』でして...もちろん!アットホーム路線は『笑い』がテーマです(笑) 多分...こっちとあっちで交互にやっていきますんで....た、多分ね...汗)
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