サクラ大戦SS
短編小説
「渡る世間はストリートファイト!?」
〜第十楽章〜
『高落編エピソード終結』!?
タイトル通り.....今回で完全に「高落編」は終わります......
いやはや.....長かったなぁ〜(遠い目)
さて、とっとと行きますか.....開始です(汗)
その炎上する店内を呆然としながら大塚は見続けていた........
ふと、大塚はうつろな表情でトイレ内を見回した.......
ある位置で大塚の目が止まった.....その視線の先には......
小さな小窓があった.....その小窓はどう見ても、人が通れるサイズでは無かった.....その窓を...ただ、じっと見続ける大塚志郎(47)
そして、彼は一言つぶやいた......
「....そういう事か......」
そして.......彼の表情は変わり.....彼は自分のスーツの衿を正しながら.....「この私に話術戦を挑むとは....いい度胸だ.....若造」と大塚課長補佐は言った.......
「....さて、始めるか.....」
こう語った後の大塚志郎の顔はまるで....水を得た魚のように自信に満ち溢れていた......w
そして、彼の話術戦が始まった........
「....おいっ!!ここに人がいるぞっ!!!」
「何だって!?すぐに救助しろ!!!」
「はい!住田士長!!しかし、火の手が強くて.....」
「何!?待ってろっ!!俺もそっちに行くからっ!!!」
「はい!わかりました!!!」
「そこの人っ!!そっちにいるのはあなただけかっ!?」
「は、はい!!そ、そうです、私だけです.....は、早く助けて下さい!!....でないと....こっちはもう.....ゴホ、ゴホ(咳き込む大塚w)」
「よしっ!!待ってろっ!!すぐに、そっち行くからなっ!!!」
「は、はい!!!」
その時である.....個室トイレの中から声が聞こえたのは......
「ちょっと、ちょっと!!こっちにもおるってぇ〜!!!」
その声と共に「カチャッ!」という鍵を開ける音もした......
すぐに、ドアを開けて....「ここにもいまぁーす!!!」と叫ぶイチロ〜!!
しかし、ドアを開けた....イチロ〜の前には不敵な笑みを浮かべた中年がいた......(爆)
「お、大塚さんっ!?」
その声を発したのと同時に自分の頭をワシ掴みにされるイチロ〜!!!そのまま前方に力を入れられ、ふっ飛ぶイチロ〜!!!
そして、彼が地面のタイルに膝まづいたのと同時に「ガタンッ!」というドアの閉まる音がした.....もちろん、その後には鍵が閉まる音も追随した......(笑)
『....う、うあぁぁぁぁぁぁぁ!?』
突然!?イチロ〜の叫びがトイレ内に響き渡った.......
「...い、いつのまにか...ここまで火が来てるなんてぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」
その絶叫の後.....個室トイレの中から.......人生の酸いも甘いも味わった男にだけにしかできない含蓄深い声が響いてきた.......
「.....伊達に学生時代を演劇に捧げてきたわけじゃないよ.....」
その声の後....か細く.....そして、悲壮感に満ちた声が響いた....
「.....死ぬんですかね.....俺.....」
「ああ.....」
「....でも...これって....ザクロみたいなお笑い読み物じゃないですか......」
その声を聞き....静かに....そっと煙草に火をつけながら.....大塚は語った......
「....ちょっと、よく考えてみてよ....イッちゃん.....」
「確かに......これもお笑いだけど.....作者がねぇ.....ほら、アレだしね.......」
「....病んでますね.....アイツ....」
「うんうん!そうだね......確かにザクロだと刺されたり、肉体に銃弾に浴びたり、その他諸々の被害を受けたキャラでも次の登場時は何の説明も無いまま.....活動しているねぇ......(笑)」
「....でも、コイツは違うって.....一度、そういう方向にもってたら......意地でもこだわるって.......やっぱさぁ〜、アレだよ.........ザクロって....どちらかというと後味スッキリ系だよねw.....それに対してコレって......」
『......こ、濃いですよね......』
「うんうん.....ザクロは....「きりり」とか「桃の天然水」とか.....お茶系みたいな最近主流のサッパリ系だよねぇ〜」
「それに対してこっちなんてさぁ〜.....カOメトマトジュースとかコーヒーとか.....カルピスの原液みたいな.....否、下手すると醤油とかソースみたいな調味料系にいくかもな........(汗)」
「....そ、そこまで行くと.....こ、濃いとかのレベルじゃ無いですね.....」
「うんうん!本当にそうだね!!」
「.....えぇ〜とですねぇ〜大塚さん.....」
「うん!何?」
『.....ついに.....いよいよ.....目の前まで.....火の手が来ましたよ......」
「ほうほう!それは大変そうだね......イッちゃん....」
「...えぇ....まぁ〜......」
しばらくの時がたち......
イチロ〜は.....ついに.....自らの感情を肉体で表現し始めた.....
「ドンッドンッドンッドンッドンッドンッドンッドンッドンッ」
必死に...そして....ひたすらにドアを叩き続けるイチロ〜!!(笑)
「....うるさいよ.....イッちゃん.....」
そう言いながら.....大塚は大きく煙草の煙をはいた......
「入れて下さいよぉ〜!!!大塚さぁ〜〜〜んっ!!!」
ドアを叩きながら必死に懇願するイチロ〜!!!
「.....それは無理だよ....イッちゃん......考えてもみてよ.....先に仕掛けてきたのは君だよ.....フフフフフ」
その時である!?あからさまに異変を感じさせるイチロ〜のシャウトが聞こえたのは......
「うわあぁぁぁぁぁ!?ふ、ふ、服に火がぁぁぁぁぁぁぁぁ」
その叫びを聞きながら......大塚志郎(47)はこう語った......
「さぞ、よく燃えるだろうね......君と共に油にまみれながら....この高落を支えてきた.....調理着だろうからねぇ〜........」
そして.....大神イチロ〜の打撃音はしなくなった........
「.....イッちゃん......」
何か目頭に熱いものを感じながら.....大塚は言った......
その時である.....何かドアをひっかくような音を響かせながら......イチロ〜の声がした.....
『.....そ、倉庫にナ、ナースの制服が.......い、一回も使用.......できな....かっ.....た........』
「おいっ!!!イッちゃん!?そ、それは本当かよっ!!!ってフ、フ、フザケンナァァァァァァァ!!!!!』
そのシャウトをした後である......すぐに自分の異変に気づく大塚志郎(47)!?
「....い、息がしずらい.....」
「うおっ...ゴホッゴホッゴホッ....ブ、ブホッ......」
この時....彼は気づいたのである......知らず知らずの内に....白煙が個室の中に進入してきていた事を......(火事の場合、ほとんどの人が火に直接焼かれて亡くなるのでは無く、一酸化炭素中毒で亡くなる事を大塚は知らなかったw)
既に意識をもうろうとさせながら.....彼は、こうつぶやいた.....
『,,,,美砂子(妻)、今まで本当にすまなかった.....正道(長男)、俺はいい父親じゃ無かったな......これから、母さんの事....頼むぞっ!!!.....父さんは父さんは......お前達の事を........』
そして.....轟音と共に高落は陥落した.......
『渡る世間はストリートファイト!?」
第10楽章
高落編 エピソード
『大神イチロ〜vs大塚志郎(47)
FIRE〜一酸化炭素を君に.......』
後編終
次回予告
『ENEMY』
(次からは....恐ろしく.....方向性が変わりますので.....分かりやすく言うと更に暴走路線が強化されるみたいなもんですかな....いよいよ.....ここから追放される時が来たか......大汗)
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